終戦記念日
2018年08月07日 コラム
”夏草や 兵どもが 夢の跡”
松尾芭蕉の句ですが、
生い茂る夏草の地も昔の武将や兵士たちが
天下を夢見て戦った跡なんだなぁと思い耽った歌です。
”国破れて山河あり、城春にして草青みたり”
こちらは、中国の杜甫の詩の一説です。
似たような意味になりますが、
戦争・人の命の儚さと時代の移ろいをうたった詩になります。
今、私達が生きていることも、そのような尊い歴史の礎のもとにあります。
終戦記念日(8月15日)には鎮魂を祈り黙祷を捧げます。
当時を知る方もよい御歳になられてきており、
私達の世代ではどうしても「戦争」というのは薄れてきています。
そんな中でも終戦記念日というのは
私達に「戦争」のことを思い出させてくれる大切な日だと思います。
節目節目に命の大切さを感じる瞬間が多くなっていきます。
大事な時間に、
私どもも少しでもお力になれればと考えております。
大自然豊かな風景や、
はたまた大都会の中のビル群しかり、
”その昔は”と、
ご先祖様のことを思い出してみるのも良いかもしれませんね。
暑さ寒さも彼岸まで
まだまだ暑い日が続きそうですので、
お身体には皆様十分にお気を付け下さい。
それでは、また。