世界のお葬式 2018年07月06日 コラム 今回の国はアメリカです。アメリカでは、亡くなると死亡広告(新聞等)が出されることが多く、そこへ葬儀の場所や日程を掲載します。亡くなってからお葬式までの流れは、州やカウンティ(行政区分)によっても変わり、教会に付設された葬儀場でお葬式が行われることがほとんどです。アメリカではおよそ7割の方がキリスト教を信仰しているため、お葬式もキリスト教形式で行われることが多いのですが、日本のキリスト教式のお葬式とは異なるようです。 お葬式の内容もそうですが、日本と大きく異なる事は、アメリカにはお香典の習慣が無いそうです。 日本の互助会のような積立システムも存在しないので、葬儀費用に関しては、生前に契約し自らの葬儀を準備する葬儀保険が主流になっています。 お葬式の内容に関しても自身で葬儀ディレクターと相談し、自分の葬儀の、装飾から棺や花、ドレスに至るまでを決めておくそうです。 アメリカのお葬儀の様々なシステムには単に合理的という言葉だけでは片づけられないものがあるような気がします。根底にある、葬儀を明るく前向きに受け止めようとする気持ち、そして故人を想う心や、残された者を想う心ゆえに、葬儀を納得いくまでデザインしようとする意識には学ぶべき点も多いですね。 残された者を想うひとつの準備として、 ご葬儀のための保険をご検討されてみてはいかがでしょうか。【ご葬儀保険案内】 <<前のページに戻る