【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.22(2020年5月号掲載)
2020年05月05日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月は、社内ウイルス感染防止の取り組みをご紹介していきます。
社内ウイルス感染防止の取り組み
新型コロナウイルス感染症の行方が気掛かりな日々が続きますが、みなさまの感染防止対策はいかがでしょうか。緊急事態宣言が発令され、ご家庭や企業では日々、情報収集や対応に追われて、不安な日々をお過ごしのことと思います。そこで、みなさまの不安を少しでも解消できればと思い、弊社における社内ウイルス感染防止の取り組みを一例としてご紹介いたします。
当社は自社葬祭ホールを備えた葬儀社です。社会生活を維持する上で必要な施設として、適切な感染防止対策を行い、ご葬家の方々にも「三密」を避けるために、いろいろとご協力のお願いをしながら、現在もご葬儀を執り行っております。
そもそも、葬儀社はご遺体をお迎えにうかがう際、さまざまな医療機関に出入りしますので、常に自らが感染しないように注意を払い、最大限の自衛策を取りながら業務をしています。
例えば、これまでは
▽手洗い・うがいの徹底
▽高濃度アルコール消毒液の使用
▽使い捨て衛生用手袋と衛生マスクの着用
▽車内・備品などの除菌▽社内外の清掃および除菌・ホールや事務所内換気
▽ご遺体の取り扱いに関する衛生教育・研修、社内情報共有
などが主でした。
しかし、さらなる感染防止対策として
▽通勤中や勤務中のマスク着用の徹底▽電車通勤者に社用車での通勤要請
▽自宅用アルコール除菌剤と家族用マスク配布▽衛生強化用品(例えば防護服)の用意
などを追加しました。
また社内での衛生教育も、今回のように「新型」という今までにない感染症では、日々更新される情報の共有も大切です。
業種や地域によって対応策はさまざまですが、ご参考にしていただければ幸いです。私たちもみなさまと共に1日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を目指します。
(清水誠葬具店副社長・清水ふじ代)