【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.1(2018年7月号掲載)
2018年07月25日 コラム
横浜市営地下鉄阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年のの葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今回はご供花について紹介をしております。
ご供花について
今回は「ご供花(きょうか)」についてお話しします。
ご供花の意味合いなどは、もうご存じの方が多いと思いますので、ここでは省略します。
まず確認するのは「参列や供花を送ることが可能か」ということです。
最近では「家族葬」など新しい葬儀の形もあります。供花・香典などを辞退される方もいらっしゃいますので、担当葬儀社へ連絡するのが一番分かりやすいといえます。実は弊社へのお問い合わせで最も多いのは、「送る基準」です。社員親族の葬儀やグループ会社の場合は、社内規定(福利厚生)で予算や内容が決まっている場合が多いので問題はないのですが、例えば、取引先役員の身内の御葬儀の場合「失礼がないように」や「出しゃばりすぎないように」と迷う方が多いようです。この基準はお付き合いの度合い(距離感)で決めていただくのですが、親交が深い場合は「供花を送り、葬儀に参列し、お香典も供える」。遠方の方は「お香典の代わりにご供花を送る」ことがいいと思います。お近くの方はできるだけ参列して弔意をお伝えしましょう。
最近では、会社関係のご供花は1基(篭花ひとつ)で、お花に添えるお名前の札には「社名・代表者名」を入れるのが主流です。2基(篭花ふたつ)は1対(つい)とも言いますが、その場合は代表者の供花と合わせて、社員一同も送るといいです。
(清水誠葬具店副社長・清水ふじ代)