【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.10(2019年4月号掲載)
2019年04月15日 コラム
横浜市営地下鉄阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月も前回に引き続き、社葬についての基礎知識をご紹介していきます。
社葬についての基礎知識(3)~社葬をするには準備が大事~
例えば、御社の会長が亡くなった際、みなさまはスムーズに社葬を進められるでしょうか?
社葬を滞りなく進めるためには、訃報を受けてからの限られた時間内で、慌ただしく決めていくよりも、「社葬取扱規定」としてあらかじめ会社内で規定化しておけば、いざというとき適切に迅速に対処できます。
この規定については、特に決まりはありませんので、会社にふさわしい内規として作成し、いざというときに備えましょう。規定化する際、重要な点がいくつかあります。社葬を行う対象は誰か、どこまで連絡すべきなのか、まとめ役はどの部署で担うか、会社がどこまで費用を負担するのかなどです。
重要な役割を担う社葬を効果的に活用するなら、危機管理として万が一に備え、事前に準備しておくことが、会社としてできるリスクマネジメントでもあり、ご家族や故人に最後まで寄り添える企業となるでしょう。
準備もなしに、そのときが来てからでは対応が間に合わず、最悪の事態を引き起こしてしまうかもしれませんので、みなさまもこの機会にご検討してみてください。
(清水誠葬具店副社長・清水ふじ代)