【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.14(2019年8月号掲載)
2019年08月09日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月からは、すぐに役立つ葬儀マナーをご紹介していきます。
すぐに役立つ葬儀マナー(1)~お葬式でのご挨拶~
皆さまは、葬式に参列する際、受付でのご挨拶や、ご遺族に何とお悔やみの言葉をかけられますか?お悔やみの言葉とは、故人の死を悼み悲しむ気持ちを込めて述べる言葉です。
大切な方を失って落ち込んでいる方に対して、どのような言葉をかければ良いのか悩みますよね。ことさらに、初めてお葬式に参列するという場合はなおのことです。
そこで今回は、お葬式でのご挨拶についてご紹介します。
お葬式でのご挨拶で大切な事は、「短くシンプルに」ということです。
では、どういった言葉を述べるのが良いのか、一般の参列者としての場面と合わせて、その一例をご紹介します。
【受付にて】
〇この度はご愁傷さまです。【お香典を渡す時】
〇故人のご霊前へお供えください。
【ご遺族への挨拶】
〇この度は誠にご愁傷さまでございます。
心よりお悔やみ申し上げます。
【会葬品・返礼品を受け取る時】
〇恐れ入ります。
故人を偲ぶ思いや、遺された方を気遣う言葉を短くシンプルにお伝えするのは、とても難しいことですが、お葬式の場面でご遺族とお話しできる時間はあまり多くありません。なぜなら、ご遺族は多くの弔問客に対してさまざまな応対をされています。ですので、弔問した際には配慮を心がけることが大事です。
また、お葬式での挨拶は、小さめの声でお話しするのがマナーとされており、語尾は聞き取れないくらいがちょうど良いとも言われています。ていねいなお辞儀も必須です。
お葬式というのは、とてもセンシティブな場ですので、失礼のない振る舞いができるように、心の片隅にでも留め置いてください。
(清水誠葬具店副社長・清水ふじ代)