【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.39(2021年10月号掲載)
2021年10月26日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月は、大人の知恵袋(10)そもそも御香典って?をご紹介いたします。
そもそも御香典って?
社会人になると、人とのお付き合いも増え、お通夜や葬儀などに参列する機会も出てきますよね。その際、御香典を包みますが、その意味合いをご存じでしょうか?そこで今回から、御香典について多数お問い合わせのあった事例を、3回にわたってご紹介していきます。
第1回目は「そもそも御香典って何ですか?」、2回目は「御香典の出し方って?」、3回目は「御香典の相場って?」と、シリーズでお届けいたしますので、よろしければ参考にしてください。
Q.そもそも御香典(おこうでん) って何ですか?
御香典とは、故人への供養として、お線香やお花、抹香などの代わりにお供えするお金のことです。また、遺族が負担する突然の出費を助け合う意味合いもあります。
昔は、葬儀の際に使用する大量のお香や、参列者へ振る舞うための食料、お清めのお酒などを、皆で持ち寄って、
遺族の負担を少なくしようと援助していました。
現在では、お香を持参する代わりに、お香料を御香典という金品で持ち寄ることになりましたが、時代によって形を変えながらも、遺族への心遣いや、故人を弔う気持ちを込めて用意する意味合いは変わりません。
ちなみに、仏式ではお香の代わりに「御香典」として用意しますが、神式の場合には、お香ではなく玉串を霊前に供えるので「御玉串料」、キリスト教式の場合は、お花を供えるので「御花料」として包みます。
「大人の知恵袋」では、いまさら聞けないしきたりや、知っておきたいマナーなど、冠婚葬祭に関する基本的なことを分かりやすくQ&A方式でお伝えしております。
すてきな振る舞いができる大人になれるよう、どうぞお役立てください。
(fami友葬・清水ふじ代)