【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.44(2022年3月号掲載)
2022年03月25日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月は、大人の知恵袋(15)コロナ禍の葬儀に参列する時間って?(続編)をご紹介いたします。
コロナ禍の葬儀に参列する時間って?(続編)
前回、一般的な御葬儀の流れをご説明いたしましたが、いかがでしたでしょうか。事前に知っておくことで、もしもの時に心づもりができますよね。
今回も、みなさまの不安を少しでも和らげられればと、引き続きコロナ禍の葬儀に参列する時間(続編)について、ご遺族や参列者の方々からお問い合わせがあった事例をご紹介いたします。
Q.親戚は何時頃、葬儀式場に伺えばいいんですか?
喪主や親族は葬儀が始まる前に、葬儀社との打ち合わせや、準備などがあるため、開式の1時間前には会場に到着しておきましょう。その際、自身の体調を過信せず、少しでも熱や咳などがある場合は、無理をせずに他の親戚の方へ事情をお話しし、代理や欠席の旨を伝えましょう。
Q.友人ですが、どこまで参列するべきでしょうか?
最後まで出席する必要はありませんが、通夜振る舞いや精進落としの会食に、遺族から声をかけられた場合は、長居しすぎず、30分~1時間位を目安に退席しましょう。もしも会食に不安を感じる場合は、遠慮せずに退席の旨を喪主へお話ししましょう。この時期は、喪主の方も心得ていらっしゃいますので、ご理解いただけるでしょう。また、会食の形を取らない代わりに、お弁当やグルメギフトなどが用意されている場合もありますので、その際は遠慮せずにご供養として受け取りましょう。
最後に、新型コロナウイルス感染防止により、葬儀にも柔軟な対応が求められています。みなさまのご協力のもと、お見送りの形もさまざまですが、無理のないよう、葬儀社と十分に相談していただいた上で、万全の対策でお見送りいたしましょう。
今回も参考にしていただければ幸いです。
(fami友葬・清水ふじ代)