【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.43(2022年2月号掲載)
2022年02月25日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月は、大人の知恵袋(14)コロナ禍の葬儀での食事って?をご紹介いたします。
コロナ禍の葬儀に参列する時間って?
新型コロナウイルスの終息がいまだ見えない中、不安な日々をお過ごしのことかと思います。
さて、今回もみなさまの不安が少しでも和らげばと、コロナ禍の葬儀に参列する時間について、ご遺族や参列者の方々からお問い合わせがあった事例をご紹介いたします。初めてご葬儀に参列する方にも分かりやすいように、まずは一般的な葬儀時間の流れについて簡単にご説明いたします。
仏式の一般的な葬儀は、18 ~ 19時に行われる「お通夜」、そして翌日に火葬場の時間に合わせた「葬儀・告別式」と計2日間にわたり執り行われます。
「お通夜」では、開式の約30分前から参列者の受付が始まります。お通夜の儀式は、参列者の人数により前後しますが、約1時間です。開式時間より、読経、喪主から始まる遺族・親族の焼香、その後、一般参列者の焼香が案内されます。僧侶の読経・法話が終了後、閉式となり、通夜振る舞いの席へと移ります。通夜振る舞いは、1~2時間ほど行って散会となります。ただし、コロナ禍の葬儀では感染防止対策として、通夜振る舞いの食事を行わない場合もありますので、葬儀スタッフの案内に従って参列しましょう。
翌日の「葬儀・告別式」の場合、受付、開式から一般参列者の焼香までの主な流れは、お通夜と同様です。葬儀式の閉式後、告別式へと移行します。告別式では喪主・親族を中心とした、供花でのお別れの後、喪主の挨拶、ご出棺となり、火葬場へ向かいます。火葬終了後、ご遺骨とともに精進落としの会食会場へと移動し、1~2時間ほど会食を行い散会となります。こちらの会食もコロナ禍では行わない場合がありますので、葬儀スタッフの案内に従って参列しましょう。当日の参列時間目安としては、3~6時間ほどとなります。
(fami友葬・清水ふじ代)