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【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.49(2022年9月号掲載)

2022年09月25日 コラム

横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)

今月は、大人の知恵袋(21)お墓参りについて(お彼岸)をご紹介いたします。


お墓参りについて(お彼岸)

9月には秋の伝統行事のお彼岸がありますが、いつ、何をすればよいのか、分からない方も多いのではないでしょうか。そこで、お彼岸についてよくあるご質問とコロナ禍でのお墓参り事情について、ご遺族や参列
者からお問い合わせのあった事例をシリーズでご紹介します。

Q.お彼岸っていつですか?

お彼岸には、3月の春彼岸と9月の秋彼岸があります。3月は春分の日の祝日、9月は秋分の日の祝日を中日(ちゅうにち)として、その前後3日間を合わせた7日間がお彼岸です。
そして、初日を彼岸入り、最後の日を彼岸明けと呼びます。
春分の日や秋分の日は、太陽の動きを基準に国立天文台が計算をして閣議決定をしているので、毎年同じ日になるわけではありません。カレンダーなどで確認しておくとよいでしょう。

Q.お彼岸でお墓参りに行く日は決まっていますか?

一般的に、特に決まりはありません。7日間のいつでも大丈夫です。秋分の日(中日)は祝日で足を運びやすいため、この日に集中する人が多いようです。
霊園や納骨堂により中日は混雑する可能性があるので、彼岸入りの早いタイミングでお墓参りをするという方もいらっしゃいます。
また、お墓参りの時間なども決まりはありませんが、何かのついでで行くのではないという意味合いから、午前中に行くとよりよいと言われています。
最後に、新型コロナウイルス感染拡大により、例年どおりのお彼岸とはいかないかもしれませんが、一番大事なことは、ご先祖さまや故人を大切にする心です。
例えば、お墓が遠方でお参りに行けない場合は、お墓の方角へ向かって手を合わせる、故人が好んでいた料理を作って感謝を伝える、思い出のある写真を見ながら故人を偲(しの)ぶなど、今できるスタイルを考えるだけでも、ご供養につながるのではないでしょうか。

今回も、参考にしていただければ幸いです。

(fami友葬・清水ふじ代)

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