【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.51(2022年11月号掲載)
2022年11月25日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月は、大人の知恵袋(23)お墓参りに持参するものはありますか?をご紹介いたします。
お墓参りに持参するものはありますか?
お墓参りの際に正しい作法を聞かれた時、なんとなく答えてはいませんか? ご両親や周りの大人達の姿を見てきてはいるが、あまりよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、前回から引き続き、コロナ禍のお墓参り事情について、ご遺族や参列者の方々から、お問い合わせがあった事例を合わせてシリーズでご紹介いたします。
Q.お墓参りに持参するものはありますか?
現地で貸し出しや販売している物がありますので、事前に確認しましょう。
持参するものは、お供え物、お花、お線香、マッチ(ライター)、お掃除用具、ごみ袋などで、主に貸し出しされている物は、水桶と柄杓(ひしゃく)です。
こちらは、屋外型の墓石を建てる仕様のお墓がある寺院等や霊園などでは、無料で借りられる場合がほとんどです。
お墓のお掃除用具は、ほうき・ちりとり・雑巾等も備え付けの物を借りられる場合がありますので、管理事務所などへ確認しましょう。
お供え物は、故人の好きだったお菓子や飲み物などを用意しましょう。墓地によっては持ち帰るなどのルールがありますので、こちらも管理事務所などに確認しておきましょう。お花やお線香は現地で購入できることが多いです。その際、お線香に火付けをしてから渡される場合や、マッチなどが付属している場合があります。
以前のコラムでもご紹介しましたが、お墓参りは、何かのついでに済ますものではありません。その意味合いから午前中に行かれる事が多いので、お供え用のお菓子屋さんの開店時間も確認し、お参りの時間に間に合わないのであれば、前日から準備をしておくとよいでしょう。
次に、屋内型の納骨堂タイプのお墓には、お参りの規定がそれぞれあります。
例えば、お参りは共有スペースのため、予約が必要な場合や、空調や防災の関係で、お線香を焚けないなど、事前に詳細を確認しておきましょう。
さて、次回は「お墓のお掃除の仕方」についてご紹介していきますので、今回のコラムをふまえて、ご参考にしていただければ幸いです。
(fami友葬・清水ふじ代)