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冠婚葬祭のマナーvol.55「お彼岸っていつですか?」

2023年03月25日 コラム

横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)

お彼岸っていつですか?

3月には春の伝統行事のお彼岸がありますが、いつ、何をすればよいのか、よく分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで、お彼岸についてよくあるご質問と、ご遺族や参列者の方々から問い合わせがあった事例を合わせてご紹介いたします。

Q.お彼岸っていつですか?

お彼岸には、3月の春彼岸と9月の秋彼岸があります。
3月は春分の日(祝日)、9月は秋分の日(祝日)を中日(ちゅうにち)として、その前後3日間を合わせた7日間がお彼岸です。そして、その初日を彼岸入り、最後の日を彼岸明けと呼びます。
春分の日や秋分の日は、太陽の動きを基準に国立天文台が計算をして、閣議決定をしているので、毎年同じ日になるわけではありません。カレンダーなどで日程を確認しておくとよいでしょう。ちなみに、今年の春のお彼岸は3月18日(土)から24日(金)までの7日間です。

Q.お彼岸は、なぜ年2回なのですか?

太陽がほぼ真東から昇ってほぼ真西に沈む日は、仏教の世界では、先祖供養をするための特別な日とされています。それが年に2回ある「春分の日」と「秋分の日」なのです。
日本では年に2回、太陽がほぼ真東から昇ってほぼ真西に沈み、昼と夜の時間が等しくなる日があります。それが、春分の日と秋分の日です。
諸説ありますが、仏教の世界では、ご先祖様のいるあの世は「彼岸(ひがん)」、私たちが生きているこの世は「此岸(しがん)」と呼ばれています。「春分の日」と「秋分の日」は、彼岸との距離がもっとも近くなり、故人と通じやすくなる日と考えられています。
感謝の気持ちを込めて、ご先祖様や故人を供養するための日として、日本の伝統行事として受け継がれています。

今後も参考にしていただければ幸いです。

(fami友葬・清水ふじ代)

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