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冠婚葬祭のマナーvol.58「五節句(ごせっく)って何ですか?その2」

2023年07月25日 コラム

かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)

五節句(ごせっく)って何ですか?その2

四季のある日本の伝統文化としての意味や由来を知ると、年中行事もより身近に感じますよね。前回に引き続き、日本の季節の節目に行われる年中行事として伝わる5つの節句、五節句(ごせっく)の内容について、一つずつご紹介させていただきます。

Q.「七夕(しちせき)の節句」って何ですか?

7月7日に行われる五節句のうちの一つで、「笹(ささ)の節句」とも呼ばれています。
「七夕の節句」とは、7月7日の夕方に行われる行事です。また、笹竹を使った飾り物で行事をすることから、別名「笹の節句」とも呼ばれています。
起源は諸説ありますが、古来中国に伝わる星伝説「牽牛(けんぎゅう)わし座のアルタイル」「織女(しょくじょ)こと座のベガ」や、同じく中国の行事で乞巧奠(きこうでん)という、糸や針の仕事をつかさどる織女に対して、手芸や機織りなどの技巧上達を願う行事に、日本古来の棚機津女(たなばたなつめ)という伝説が合わさって生まれたと言われています。
棚機津女(たなばたつめ)とは、織物を作る織り機を扱う女性を指し、水辺で神にささげる衣を織り、その衣を供えて豊作や無病息災を祈っていたと伝えられています。その織り機の名前を棚機(たなばた)といい、「七夕(しちせき)」を「たなばた」と読むようになった語源ともいわれています。

Q.笹に飾り物をするのは何故ですか?

笹は常緑で生命力が強く、天に向かって伸び邪気を祓(はら)う神聖なものととらえられ、神事にも使われてきました。
七夕の飾りつけをした笹竹は、天に向かって真っすぐ伸びるため、願い事が空にいる織姫や彦星に届くと考えられていたり、風に揺れサラサラという、葉のこすれる音で、悪いものをはらってくれる厄除けの力があると信じられていたことから、笹飾りを行うようになったと言われています。

今後も参考にしていただければ幸いです。

(fami友葬・清水ふじ代)

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